WordPressをIPv6対応したいっ!
2021年1月2日
このブログの環境としては、
– さくらインターネット(VPS)
- CentOS7
- nginx
- php-fpm
– ValueDomain(DNS)
で、実際のところWordPressでIPv6用に何か設定することはないですが、目的としてはタイトルの通りです。
CentOS7のIPv6を有効にする
この辺はさくらインターネットのVPSだと、デフォルトでOFF(コメントアウトか、disableが1になっている状態でした)
ここは = 1だったので、= 0に変更。
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 0 net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 0
コメントアウトされていたのでコメントアウトを外す
IPV6_DEFAULTDEV="eth0" IPV6_DEFAULTGW="XXXX::1"
コメントアウトされていたのでコメントアウトを外す
IPV6INIT="yes" IPV6_ROUTER="no" IPV6ADDR="XXXX:XXX:XXX:XXXX:XXX:XXX:XXX:XXX/64"
以下のコマンドで設定反映。
# sysctl -p # systemctl restart network.service
Nginx設定
続いてnginxの設定をしていきます。
server { listen 80; # 追加 listen [::]:80; # 元々の設定はそのまま } server { listen 443 ssl; # 追加 listen [::]:443 ssl; # 元々の設定はそのまま }
上記の2行を追加してnginxを再起動。
常時443なので、80のアクセスは443にリダイレクトするだけですが、、
AAAAレコードの追加
ドメインはValue-domain管理なので、Value-domainにログインして設定ページで、AAAAレコードにサーバーのIPV6アドレスを設定。
TTLは一旦60sにしておきます。
IPv6の接続確認
そもそも自宅がIPv6なので、家から見れたらアクセスできているんですが、外部から確認するサービスがあったので、一応確認。
IPv6 test – web site reachability
あとスマホ(キャリア回線)が、IPv4なので、IPv4が生きているのも確認。
このブログのアクセスはほとんどがIPv4からなので、そっちでも見えないとね・・。
最後に短くしたTTLを戻して完了。
正月休み中の暇つぶしにと思っていましたが、あまり時間潰しにはならなかったなー。