WordPressをIPv6対応したいっ!

このブログの環境としては、

– さくらインターネット(VPS)
 - CentOS7
 - nginx
 - php-fpm
– ValueDomain(DNS)

で、実際のところWordPressでIPv6用に何か設定することはないですが、目的としてはタイトルの通りです。

CentOS7のIPv6を有効にする

この辺はさくらインターネットのVPSだと、デフォルトでOFF(コメントアウトか、disableが1になっている状態でした)

ここは = 1だったので、= 0に変更。

net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 0
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 0

コメントアウトされていたのでコメントアウトを外す

IPV6_DEFAULTDEV="eth0"
IPV6_DEFAULTGW="XXXX::1"

コメントアウトされていたのでコメントアウトを外す

IPV6INIT="yes"
IPV6_ROUTER="no"
IPV6ADDR="XXXX:XXX:XXX:XXXX:XXX:XXX:XXX:XXX/64"

以下のコマンドで設定反映。

# sysctl -p
# systemctl restart network.service

Nginx設定

続いてnginxの設定をしていきます。

server {
  listen 80;
  # 追加
  listen [::]:80;

  # 元々の設定はそのまま
}

server {
  listen 443 ssl;
  # 追加
  listen [::]:443 ssl;

  # 元々の設定はそのまま
}

上記の2行を追加してnginxを再起動。
常時443なので、80のアクセスは443にリダイレクトするだけですが、、

AAAAレコードの追加

ドメインはValue-domain管理なので、Value-domainにログインして設定ページで、AAAAレコードにサーバーのIPV6アドレスを設定。
TTLは一旦60sにしておきます。

IPv6の接続確認

そもそも自宅がIPv6なので、家から見れたらアクセスできているんですが、外部から確認するサービスがあったので、一応確認。
IPv6 test – web site reachability

あとスマホ(キャリア回線)が、IPv4なので、IPv4が生きているのも確認。
このブログのアクセスはほとんどがIPv4からなので、そっちでも見えないとね・・。

最後に短くしたTTLを戻して完了。
正月休み中の暇つぶしにと思っていましたが、あまり時間潰しにはならなかったなー。

参考

IPv6有効化手順(CentOS7) | さくらの VPS ドキュメント